すずらん (朝ドラ)
『すずらん』は、1999年4月5日から10月2日まで放送されたNHK制作の連続テレビ小説である。全156回。連続テレビ小説第60作目。脚本はあぐりに続いて清水有生が担当。
主人公の一生を通して、鉄道員一筋に生きる養父の生き様、家族、太平洋戦争、炭坑と町の栄枯盛衰などをからめながら描いた。なお、この後の連続テレビ小説作品で戦時中が描かれるのは、2006年の「純情きらり」まで6年半のブランクが生じている。
物語の前半部分はいがらしゆみこによってコミカライズされた作品がNHK出版より2巻発売されている。2000年には主人公の少女時代を中心にすえた、サイドストーリー的な映画が制作された。
目次 |
テレビドラマ
概要
- 放送日:1999年4月5日~10月2日
- 放送時間
- 放送回数:全156回
- 視聴率:平均視聴率26.2%、初回視聴率23.1%、最高視聴率30.4%。2008年時点では平均視聴率が25%を上回る、最後の連続テレビ小説作品である。
この年には、映画「鉄道員(ぽっぽや)」が公開されるなど、鉄道員の生き様を描く作品の当たり年であった。物語のプロット自体は、過去の連続テレビ小説「おしん」と似ており、同作をオマージュしたと考えられる。なお、本作の制作記者発表は鉄道にちなんだドラマとして、1998年10月14日(鉄道の日)に交通博物館で行われた。
「ひまわり」以降実施されていた、サブタイトル導入も週末の次週予告も実施されなかった。
物語全体はシリアスだが、一話のみのゲスト(後述の所ジョージ、パイレーツ、美輪明宏等)を登場させコミカルな演出を出した回もあった。
スタッフ
- 制作統括:一井久司
- 制作:安原裕人
- 美術:稲葉寿一、西村薫、斉藤健治
- 演出:黛りんたろう、吉川邦夫、渡邊良雄、野田雄介、塩野邦男、大橋守
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
あらすじ
1983年(昭和58年)冬、年配の主人公がタクシーで北海道の或る廃駅に降り立ち、自分の生涯を幼少期から回想する事で物語が始まる。(第一話)
出生~少女期
大正12年。北海道留萌地方にある財閥系の「三丸炭坑」で栄える町明日萌(アシモイ)。人々の往来で賑わう「明日萌駅」の待合室の片隅に、生まれて間もない赤ん坊と木彫りの人形・手紙が入った籠を、母親と思しき女性が周囲が気づかぬ内に置き去りにして逃げてしまう。置き手紙を見た駅長である常盤次郎はその子を亡妻の生まれ変わりと信じ、萌(もえ)と名付けて育てる事を決意する。
次郎や兄姉の愛情を注がれて10歳に成長した萌は、自分と次郎や亡母は血縁関係が無く、義姉・明子の婚姻に支障が出るなど迷惑がかかると察し、自らの意志で孤児院「幸福学園」へ入園するが、満足な食事が与えられずに労働を強いる環境と、友人さわが医者に診て貰えずに病死するといった悲劇から死に物狂いで次郎の許へ詫びつつ帰って来た。
母親探し
数年後、幼馴染みの竹次郎、しのと共に高等小学校を卒業した萌は、母親の手がかりを探すために単身上京する。頼る人もなく困っていたところを上野駅近くにある猫又食堂の女将に助けられ、住み込みで働くようになる。ここで永年の友人となる民子らと知り合い、駅舎などの設計建築に携わっている鉄道省技術職員の日高正憲と結婚。光太郎をもうけたが、正憲は用務先の満州で戦乱に巻き込まれ帰らぬ人となり、萌は光太郎を連れて明日萌へ疎開する。
終戦後、幸太郎を連れて東京に戻った萌は、しのがいる台東区の芸者置屋「鶴廼屋」へ住み込んでお手伝いとして働き始め、その片手間に、北海道にいる竹次郎の助けを得ながら母親の手がかりを探す。幼馴染みの雄介との運命的な再会ののち婚約するが、雄介が暴漢に襲われてしまい帰らぬ人となってしまう。結局雄介とは結ばれぬままであった。
雄介の遺骨を明日萌に届けるため、明日萌に帰った萌は、偶然、幸福学園の山岡と再会する。山岡は萌に過去を詫びるが、萌は許すことができなった。しかし、そんな萌に次郎から電話が入る。それは、雄介が次郎に宛てた最後の手紙について伝える電話だった。その手紙には、父橘を憎む心を捨てるという内容であった。その手紙を聞いた萌は、山岡に対する憎しみを解き、幸福学園に向かう。山岡の過去の謝罪を受け入れ和解する。これがきっかけとなり、萌は幸福学園で先生として務める事になった。
昭和27年、三丸財閥のオーナーで雄介の実父・橘竜三が、萌の母親を知っていたことを突き止める。萌は橘の鎌倉の別荘で匿われていた母親・川本富貴と念願の再会を果たす。
萌は余命僅かとなった富貴と一緒に明日萌に向かい、長い汽車の旅の中でそれぞれの生い立ちを語り合う。萌の実の父親は、かつて橘が手掛けていた別の炭坑の坑夫で、富貴と駆け落ちした後に病死。炭坑の処遇などの恨みから、富貴は通り魔の如く竜三の腹部を刺して逃げ去ってしまう。その頃、妊娠している事に富貴は気づいたという。 ようやくわだかまりが解けるもつかの間、富貴は出身地でもある青森で力尽きてしまう。
昭和30年代
幸福学園で萌は先生として時を過ごし、光太郎も大学へ進学した。
その後、石炭の衰退に伴う鉱山の閉鎖により昭和38年12月に路線は存続するものの明日萌駅は廃止となる事が決まり、駅最後の日に町ゆかりの人物が集い、最終列車を見送った。
実は町の手違いで、歴代駅長には廃止の事や式典の招待を伝えずにおり、定年退職後は富山の路夫の家で暮らしていた次郎が事実を知ったのは当日であったため、萌や中村家は式典出席をボイコットする。
次郎は明日萌に出向くのを諦めかけたが、路夫の勧めで航空機の国内線を乗り継いで、札幌からの最終列車で降り立ち、駅の最期を見送る事ができた。そして灯りが消えた駅舎に向かい皆で「ありがとう」と感謝の気持ちと思いをぶつける。集った人々は、萌と光太郎や横田を除いてやがて明日萌の町を離れたり、次郎らは天寿を全うし、幸福学園も光太郎が高校を卒業する時に山岡の高齢化から閉園となった。
第2の人生
1982(昭和57)年、萌は光太郎と妻・由美子、一人娘で孫の遙で光太郎が勤める建設会社の社宅に身を寄せるも、引きこもりがちで退屈な日々を過ごしていた。偶然立ち寄った弁当屋「おふくろ亭」で、子供をおぶったまま働くシングルマザーを見かねた事から、保育園を探すようにと諭して、萌はその代わりに働き出し、アパートに部屋を借りて一人暮らしをはじめる。旭川で駅弁屋の事業が成功し東京の老人ホームで隠居生活をしていた竹次郎と意気投合し、次々と開発した弁当のおかげで「おふくろ亭」は商売繁盛となったが、保育園はどこも入所待ちで簡単には入れてくれないという。
一方、萌の幸福学園での教え子で医師となった大作が勤める大学病院で健康診断を受けた折、橘竜三が同じ病院に入院している事を民子から聞き、大作に頼み、意識が無く余命僅かな橘に対面し、30年前に母親と再会出来て感謝している旨を伝えた。
その後、橘の遺言に基づいて30億円相当の現金預金・三丸商事株式を萌に相続させる旨を弁護士が伝えに来た。受け取る理由は無いと一旦は固辞したが、民子に「夢の実現のために」と諭され、萌は働いている親が安心して子供が預けられる保育園を作りたいと決意し、相続した。
萌が働き出した事と巨額の相続を自分達へ寄越さない事に対する不満と、小学校のお受験を控えていた遙への影響、それに世間体を気にする由美子は光太郎・萌との間で溝が深まり、由美子は遙を連れ出して別居してしまう。
保育園開設に反対する住民グループが現れるも、萌は理解が得られるまで時間をかける事を信念とした。しかし光太郎は賄賂で収束を納めようとした事から、反対住民との関係が悪化してしまう。どうして急ぐのかと萌の問いに、光太郎は『時間がないんだ』と泣きながら言う。先頃、大作から光太郎へ、萌は末期癌で余命1年程度しか無いと宣告を受けたのであったが、萌はそれでも癌の事は理由にせず、自分の生い立ちを話す事で住民の理解を得て、1983(昭和58)年、「すずらん保育園」は竣工した。
そして、萌は光太郎・遙・関係が修復した由美子と竹次郎を連れて北海道へ出かけて、翌朝、深川の旅館から遙だけを連れてタクシーで明日萌駅へと向かう。(第一話の回想した萌の場面に戻る)
自分が生まれ育った待合室の古ぼけた椅子の隅に遙かを連れて座り、飾られたままとなっている50年近く前の自分が写った写真を眺め、昔を振り返りながら、次郎の姿と入線する汽車の幻を見る。光太郎らが後追いで来た時には、萌は59年の生涯を閉じて永遠の眠りについていた。幼少の遙はそれを理解できずにいた。
1999年
明日萌駅舎の内装を改築した喫茶店「明日萌駅」がオープンしていた。店を切り盛りするのは20歳の遙で、店内には「Automatic」など現代のJ-POPのBGMが流れ、100歳になる横田が撮ってきた明日萌の人々の写真が飾られているが、客足はさっぱり。その矢先に同世代の青年が転がり込んで来た。彼は竹次郎の孫の中村健太で、親に反発して家出したのだが、遙と意気投合する。
やがて民子が店に訪れ、萌の一生を記した著書「萌」の売れ行きが好調であると報され、少しずつ来訪者が増えていく。その後、路線も廃止となっている線路側から汽笛の音がする。3人はホームに入ると、遠くから光を放ち走って来る汽車が―。
キャスト
- 常盤(日高) 萌(ときわ もえ)(少女期) - 柊瑠美
- 〃 (青年期) - 遠野凪子
- 〃 (老年期) - 倍賞千恵子(全編のナレーション兼務)
- 常盤 次郎(ときわ じろう) - 橋爪功:明日萌駅長、萌の養父
- 中村 幸子(なかむら さちこ) - 萬田久子:中村旅館女将
- 中村 松吉(なかむら まつきち) - 石倉三郎:中村旅館主人、幸子の夫、箸置き亭主、弁当屋を開業するが急逝
- 中村 千吉(なかむら せんきち)(第1週のみ) - 三木のり平:中村旅館隠居、松吉の父、冒険好き
- 〃 (第2週以降・代役) - 今福将雄
- 中村 竹次郎(なかむら たけじろう)(少年期)- 山田一統:萌の幼馴染、松吉と幸子の息子
- 〃 (青年期)- 大柴邦彦:同、松吉の跡を継ぎ弁当屋を営む
- 〃 (老年期)- 尾藤イサオ:同、北海道の弁当屋の隠居
- 中村 健太(なかむら けんた)- 大柴邦彦:竹次郎の孫。終盤、喫茶店「明日萌駅」に立ち寄る。
- 横田 康雄(よこた やすお) - うじきつよし:横田写真館のカメラマン、通称“横田のボン”。終盤では100歳の老人となって登場
- 北澤 みね(きたざわ - ) - 三原じゅん子:北澤理髪店主、明日萌のマドンナ
- 岩波 尚助(いわなみ なおすけ) - 小野武彦:明日萌町長、松吉の旧友
- 日高 正憲(ひだか まさのり) - 前田耕陽:萌の夫、読書好きの鉄道省職員、忘れ物が癖。
- 日高 光太郎(ひだか こうたろう)-(少年期) - 東海孝之助:萌の息子。
- 〃 (乳児) - ?
- 〃 (高校生)- ?:萌は国鉄に入り父親と同じ道を歩んでほしいと思うが、建築関係の仕事を志し、勤労学生として夜間大学へ進学。
- 〃 (青年期)- 川野太郎:同、建設会社のサラリーマン。後にすずらん保育園を経営。
- 日高 由美子(ひだか ゆみこ) - 伊藤かずえ:光太郎の妻。
- 日高 遥(ひだか はるか)(少女期) - 野村知沙:萌の孫、光太郎と由美子の娘。
- 〃 (青年期) - 遠野凪子:同、平成11年に廃駅となった明日萌駅舎に喫茶店「明日萌駅」を開く。
- 亀田 安代(かめだ やすよ)- 冨士眞奈美:次郎の姉、しばしば萌に辛く当たる。
- 常盤 明子(ときわ あきこ)(少女期) - 内山理名:萌の姉、次郎の実子
- 〃 (青年期) - 渡辺典子:同、戦争で夫を失い、明日萌に疎開。
- 葛木 信夫(かづらぎ のぶお) - 和田圭市:明子の夫、太平洋戦争で死亡。
- 常盤 鉄夫(ときわ てつお)(少年期)- 笠原秀幸:次郎の長男、当時の高等学校へ進学する。
- 〃 (青年期)- 蟹江一平:同、海軍入隊後、太平洋戦争で戦死。
- 常盤 路夫(ときわ みちお)(少年期)- 奈良本浩樹:次郎の次男。木彫り職人として独り立ちする。
- 〃 (青年期)- 山下徹大:同、次郎は駅長退職後に彼の家で余生を送る
- 常盤 春子(ときわ はるこ)- 島崎和歌子:路夫の妻
- 池田 しの(いけだ - )(少女期) - 高橋裕月:萌の幼馴染、竹次郎に思いを寄せる
- 〃 (青年期) - 山田まりや:同、両親の事故で芸者になる、後に竹次郎と結婚する
- 池田 三男(いけだ みつお) - 江良潤:しのの父、鉱夫。落盤事故で大怪我を負った後も働いたが再度の事故で死去。
- 橘 竜蔵(たちばな りゅうぞう) - 夏八木勲:三丸炭坑社長・三丸商事・三丸財閥代表。萌の人生の節目節目に影響を及ぼす
- 二宮 富子(にのみや とみこ) - 東てる美:竜蔵の妾、勇介の母
- 二宮 勇介(にのみや ゆうすけ)(少年期) - 小谷幸弘:萌の幼馴染、竜蔵と富子の息子
- 〃 (青年期)- 唐渡亮:同。萌の恋人、怨みを買い暴漢に襲われ死亡
- 清城 和子(きよしろ かずこ)- 七森美江:勇介の婚約者
- 石澤 勝彦(いしざわ かつひこ) - 田口トモロヲ:三丸炭鉱の幹部
- 木村 県一(きむら けんいち)- 渡部雄作:明日萌駅のベテラン駅員、次郎の相棒
- 橋岡 勝太郎(はしおか かつたろう)- 木村壮平:明日萌駅の新人駅員
- 山岡 千代(やまおか ちよ) - 山下容莉枝:孤児園・幸福学園の教師。園児の製作物を秘かに売り捌いて懐に入れており、それを目撃したさわを最期まで虐待する。さわの死後は、代わりに少女期の萌に辛く当たる。およそ20年後の再開時に萌と和解。
- 田所 平蔵(たどころ へいぞう)- 草薙幸二郎:幸福学園の園長
- 佐々木 すみ(ささき)- 絵沢萌子:幸福学園の炊事係
- 石森 さわ(いしもり)- 小此木麻里:幸福学園の生徒、萌と親しくなるが栄養失調による高熱・衰弱で病死。
- 石森 吉江(いしもり よしえ)- 長坂しほり:さわの母。男と駆け落ちした事から娘を預けた。
- 進藤 光子(しんどう みつこ) - 川中美幸:次郎の見合い相手
- 内藤 浩士(ないとう こうじ) - 吹越満:自称作家、共産主義者
- 関 (せき)- 河野洋一郎:内藤の仲間、橘の暗殺を企てる
- 川村 とし(かわむら - ) - 中村玉緒:萌の住み込み先・猫又食堂の女将。
- 松崎 雪子(まつざき ゆきこ)- 酒井美紀:としの娘。
- 高橋 影虎(たかはし かげとら)- 日下武史:猫又食堂の従業員、東京大空襲で死亡。
- 木島 里子(きじま さとこ)- 宮地雅子:猫又食堂の従業員。
- 佐伯 勝利(さえき かつとし)- 清水アキラ:猫又食堂常連、相場師。
- 本城 啓太郎(ほんじょう けいたろう)- 岸本祐二:猫又食堂常連、俳優、太平洋戦争で死亡。
- 戸田 隆一(とだ りゅういち)- 多々良純:猫又食堂常連、
- 富高 民子(とみたか たみこ)(青年期) - 中島ひろ子:萌の親友、出版社勤務
- 〃 (老年期) - 佐藤友美:同、最終回まで存命し、萌の自伝を発表。
- きよ子 - 松原智恵子:鶴廼家女将
- あやめ - 鈴木砂羽:芸者、しのの仲間、瓦割りが得意
- 小梅(こうめ) - 犬山イヌコ:芸者、しのの仲間
- 小夏(こなつ) - 山川恵里佳:芸者、しのの仲間
- 川本 富貴(かわもと ふき) - 倍賞美津子:萌の実母、萌の青年期の重要人物。
- 小林 正嘉(こばやし まさよし)- 斉藤暁:萌のパート先の弁当屋主人。
- 広瀬 みどり(ひろせ)- 花井紫:萌のパート先の弁当屋店員。
- 藤川 大策(ふじかわ だいさく)- 高山広:幸福学園の生徒で、萌の教え子、光太郎の親友。のちに大学病院の勤務医となる。
- 鶴見辰吾:街に現れた謎の男、渡世人
- 所ジョージ:不動産屋
- 原ひさ子:入院患者
- 石母田史朗
- パイレーツ(浅田好未 西本はるか):明日萌に来た女占い師
- お千代様 - 美輪明宏:猫又食堂近くの拝み屋。萌の子(光太郎)が生まれたとき、としはその子の名前についてお千代様に相談した。
- 喫茶店「明日萌駅」の客 - 萬田久子:石倉三郎:小野武彦:冨士眞奈美
劇場版
概要
すずらん ~少女萌の物語~ おとうさん、萌は、おかあさんに逢えますか。
キャスト
- 常磐 萌(ときわ もえ) - 柊瑠美
- 常盤 次郎(ときわ じろう) - 橋爪功
- 中村 幸子(なかむら さちこ) - 萬田久子
- 中村 松吉(なかむら しょうきち) - 石倉三郎
- 横田 康雄(よこた やすお) - うじきつよし
- 北澤 みね(きたざわ - ) - 三原じゅん子
- 岩波 尚助(いわなみ なおすけ) - 小野武彦
- 亀田 安代(かめだ やすよ) - 冨士眞奈美
- 中村 竹次郎(なかむら たけじろう)- 山田一統
- 木村 県一(きむら けんいち)- 渡部雄作
- グレート義太夫・蟹江一平・石井英明・蒲池宏・江良潤:漁師
- 上田耕一:留萌の警察
- 綾田俊樹:明日萌の警察
- 新橋耐子:番屋の女将
- 菊江(きくえ)- 鈴木砂羽:陽介の愛人、テレビ版のあやめとは全く別の人物
- 勝俣 秀次(かつまた しゅうじ) - 池内博之:萌を救う謎の青年、本名は内山三男
- 岩崎 陽介(いわさき ようすけ) - 中村梅之助:番屋の親方
- 川本 富貴(かわもと ふき) - 黒木瞳
スタッフ
- 脚本:清水有生
- 監督:黛りんたろう
- 助監督:佐々部清
- チーフプロデューサー:野村芳樹、田代勝四郎
- プロデューサー:田沢連二、吉岡和彦、坂美佐子
- 美術:中澤克巳
- 音楽:岩代太郎
- 主題歌:『すずらんのうた』
- イメージソング:『母に捧げる歌』
- 制作:松竹、NHKエンタープライズ21、衛星劇場
明日萌駅
留萌本線の恵比島駅(北海道雨竜郡沼田町)前に、数々のオープンセットが建設され、実際に栃木県の真岡鐵道から蒸気機関車を借り、臨時列車を運転してロケーションが行なわれるなど大がかりな撮影が話題を呼んだ。
この蒸気機関車の運行によってJR北海道で蒸気機関車の動態保存が復活するきっかけとなり、SLすずらん号として実際のロケ地沿線の留萌本線で運行し、恵比島駅にも停車していたがブームが去り乗客が減ったため2006年を最後に休止している。
ドラマでの明日萌駅は、当初無機質な鉄道車両(車掌車)を利用した恵比島駅舎を覆う形のオープンセットで設営されたが、大半のシーン撮影終了後の1999年初夏に沼田町によって、既存の恵比島駅舎の隣接に「明日萌驛(昭和初期の設定)」が建設され、駅向かいの旧旅館を撮影時に用いた「中村旅館」へ改修し、積雪が有る11月末~4月下旬以外のシーズン期間の昼間はそれぞれ中に立ち入り見学することが可能である。
1999年夏から当初3年間の予定で設置されるつもりだったが、観光スポット化したため明日萌驛と中村旅館は沼田町管理の施設として所在しており、クランクインから10年が経過する2008年も公開が行われてる。
尚、この恵比島駅からは実際に炭鉱鉄道である「留萌鉄道」が分岐し、旅客営業も行っていたが1960年代に廃止されている(作品上はターミナル駅として描かれていない)。
撮影協力
| NHK 連続テレビ小説 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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すずらん
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