ガイドナンバー (カメラ) を教えろ!
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ガイドナンバー (カメラ)

カメラストロボにおけるガイドナンバーとは、そのストロボの出力を表す単位である。ガイドナンバーはGNと表される。

概要

ガイドナンバーは、下に示す計算から割り出されたストロボの光量を表している。通常、ストロボの出力としてのガイドナンバーはISO感度100のフィルムを使用した場合のものが使われる。また、単にガイドナンバーと言えばISO100におけるガイドナンバーを指す。

ガイドナンバーは現在はストロボの出力を表すために使われるにとどまっているが、かつてはストロボ撮影に必須の知識であった。オートストロボ普及以前のストロボ(あるいは閃光電球)は調光機能を一切有しておらず、レンズの絞りによって露光量を調節していた。その絞り込む量は撮影者がその都度計算して求めていたが、このためにガイドナンバーの知識が必須であった。

ガイドナンバーを用いた露光計算

撮影距離・ガイドナンバー・絞り・フィルム感度の関係は以下の通りである。 撮影距離をd、ガイドナンバーをg、絞りをa、フィルム感度(ISO感度)をsとすると

a= \frac{d}{g} \times \frac{s}{100}

となる。実際の撮影に当てはめると、ストロボのガイドナンバーが30で、フィルム感度は100とした場合、撮影距離が3mなら

a= \frac{3}{30} \times \frac{100}{100}

つまり

a= 10 \times 1

となり、絞りはF10(実用ではF9.5)が適正であると計算できる。同様に、5mならF6(実用では5.6)、10mならF3(実用では2.8)となる。ここでフィルム感度が200になると、同じ絞りでの撮影距離は2倍に伸びる。フォーカス操作と絞り調節を連動させて、このような計算を自動的に行う装置がフラッシュマチックである。

多灯フラッシュ撮影の場合は、以下の計算式に従って実効ガイドナンバーg'を求め、上式のgと置き換える。ストロボの数をxとして

g'= (g_1+g_2+g_3+\cdots g_x) \sqrt{x}

となる。ただし、すべてのストロボが同じ場所に設置されている必要がある。

ガイドナンバー43のストロボとガイドナンバー24のストロボ2個を使う場合で実際に計算してみると、

g'= (43+24+24) \sqrt{3}

g'= 91\times 1.73

g' \risingdotseq 53

バウンスやディフューザーなどを用いた場合の計算はできない。また、フィルター、マクロ撮影などで掛かる露光倍数は別途計算する必要がある。

上式とは逆に、レンズの開放絞りでガイドナンバーを割るとISO感度100のフィルム使用時の最大撮影距離が求められ、開放絞り値と最大撮影距離を掛けるとガイドナンバーが求められる。

関連項目

[ ガイドナンバー (カメラ) ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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