テネシー級戦艦
| テネシー級戦艦 | |
|---|---|
| 艦級概観 | |
| 艦種 | 戦艦 |
| 艦名 | 州名。1番艦はテネシー州に因む。 |
| 前級 | ニューメキシコ級戦艦 |
| 次級 | コロラド級戦艦 |
| 性能諸元 | |
| 排水量 | 基準:33,190 トン |
| 全長 | 624 ft (190 m) |
| 全幅 | 97 ft 3 in (19.6 m) |
| 吃水 | 31 ft (9.4 m) |
| 機関 | |
| 最大速力 | 21 ノット (39 km/h) |
| 航続距離 | |
| 乗員 | 士官、兵員1,083名 |
| 武装 | |
テネシー級戦艦(Tennessee-class battleships)は、アメリカ海軍の戦艦の艦級。
概要
テネシーと姉妹艦のカリフォルニアの2隻はユトランド沖海戦の戦訓を取り入れて設計された初のアメリカ戦艦であった。
当時のアメリカ海軍における海軍の立案理論はアルフレッド・セイヤー・マハン少将に強く影響を受けており、敵艦艇を捜索する能力は二の次に考えられていた。そのため敵よりも強力な艦砲と強固な装甲を持つことが重要であると見なされていた。本級はその大艦巨砲主義を具現化した艦とも言える。
テネシー級はアメリカ海軍における「標準型戦艦」コンセプトの一部であった。その設計概念はアメリカ海軍に低速部隊と高速部隊の包括した運用を可能とする重要な物であった。「標準型」の概念は長距離射撃、21ノットの速度、700ヤード(640m)の回転半径およびダメージ・コントロールの改善が含まれていた。この「標準型」にはネバダ級、ペンシルバニア級、ニューメキシコ級およびコロラド級が含まれた。
広範囲に及ぶ実験および試験の結果、本級の水線下の装甲はそれ以前の艦に比べ強固なものとなった。また、主砲及び副砲は火器管制システムが装備されていた。本級およびコロラド級の3隻は二本の篭マストで火器管制を行い、識別上の特徴であった。本級以前の戦艦の主砲仰角は15度までしかなかったが、本級の14インチ砲は30度までの仰角を取ることができたため、その射程は10,000ヤード(9km)延伸した。その後戦艦は長距離射撃の結果を艦載機によって測定するようになったため、本級の「水平線を超えて」砲撃を行う能力は実用的な価値を持つことになった。
真珠湾攻撃の後、両艦は大幅な改修が施された。安定性向上のため船体にはバルジが増設され、上部構造は廃棄の上完全に作り替えられた。51口径5インチ砲および50口径3インチ対空砲は他の艦艇にも採用されていた38口径5インチ両用砲に交換された。また、20mmおよび40mm対空砲が増設された。
関連項目
| テネシー級戦艦 |
|---|
| 前級:ニューメキシコ級 次級:コロラド級 |
| アメリカ海軍戦艦一覧 | アメリカ海軍艦艇一覧 |
