ボルボ・カーズ
ボルボ・カーズ・コーポレーション(Volvo Cars Corporation)は、フォード・モーター傘下の自動車ブランドである。フォード・モーター内、プレミアム・オートモーティブ・グループに属し、乗用車の製造を行っている。
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概要
ボルボ・カーズ・コーポレーションの前身は、ボルボの乗用車部門である。1998年にフォードがボルボの乗用車部門を買収した。
ボルボグループ(いわゆるトラック部門や船舶エンジン部門で構成されたコングロマリット)とフォードの間には資本関係は無いが、ボルボの商標そのものはボルボとフォードが共同所有する企業、ボルボ・トレードマーク・ホールディングABに帰属しており、ボルボブランドをフォードとボルボグループでシェアしている。
日本では、安全性と活動的なライフスタイルをサポートするというコンセプトで広告展開を行っている。
フォードグループ傘下となって以来、グループの共通プラットフォームの使用(C1プラットフォームなど)が多く見受けられる。なお、2002年にはフォード主導による設計部門の再構築が行われた。
製品
ボルボ (乗用車)を参照
製造拠点
現在存在する拠点
- スウェーデン
- トースランダ:Volvo XC90, Volvo S80, Volvo V70, Volvo XC70
- Uddevalla:Volvo C70
- Skövde:エンジン
- Floby:ブレーキ部品
- コーピング:GETRAG Gmbhと開発したトランスミッション・Haldexと開発したAWDシステム
- Olofström:車体
- ベルギー
- ヘント:Volvo S60, Volvo V70, Volvo S40, Volvo V50, Volvo C30
- マレーシア
- クアラルンプール:Swedish Motor Assemblies SDN BHD
- タイ
- バンコク:Thai-Swedish Assembly Company Limited
- 中国
フォードの工場でS40を生産
日本法人の活動
現在、日本での輸入総代理店業務は、フォード・モーター傘下の買収ブランドの統合販売組織であるプレミアム・オートモーティブ(PAG)グループの日本法人、ピー・エー・ジー・インポート株式会社(PAGI)が行っている。
PAGインポートは法人登記上、「ランドローバージャパン」を存続会社として合併/社名変更をおこなった経歴の会社であり、現在使われている「ボルボ・カーズ・ジャパン」の名称は、PAGI内のボルボ事業展開において、消費者に対してブランドの継続性を示すために使われる通称名であり、会社組織としては存在しない。1998年にフォード・モーターがボルボ乗用車部門を買収したことにより、日本におけるボルボ乗用車部門の輸入総代理店であった「ボルボ・カーズ・ジャパン株式会社」の後継会社として「PAG日本株式会社」が設立され、輸入総代理店業務が継承された。2000年、ランドローバーがPAGグループ入りし、ローバージャパン解体に伴う日本での受け入れ法人として「ランドローバージャパン」が設立され、2001年12月、ランドローバージャパンが「PAGインポート株式会社」と社名変更した。同じ頃、同じくPAGグループ入りしたジャガーも合流し、日本法人「ジャガージャパン」をPAGインポートが吸収合併した。2002年5月、PAG日本をPAGインポートが吸収合併し、現在に至っている。
日本における新車登録台数[1]の推移を見ると、10,370台('98)、11,020台('99)、15,566台('00)、16,437台('01)、15,321台('02)、14,794台('03)、13,953台('04)、13,447台('05)、10,693台('06))となっており、2001年度の16,437台(輸入乗用車シェア6.45%)をピークに減少しており、特に近年、2005年度13,447台(輸入乗用車シェア5.47%)、2006年度10,693台(輸入乗用車シェア4.38%)と台数で2,754台減(前年比率20.5%減)、シェア2.07ポイント(前年比率32.1%減)と、大幅な落ち込みとなっている。 同時期、輸入車新規登録台数自体も継続して減少しているものの、前年比では数%程度の落ち込みでとどまっており[2]、ボルボのそれは、輸入車市場平均を上回る減少率を記録している。これは販売の主力であるV70がモデルチェンジ期に入っていることが大きな原因であるが、こうした状況への対策としてPAGインポートが直営店の廃止、地場資本ディーラーへの営業譲渡や、一部ディーラーに対する契約解除などの縮小再編成を行ったことが旧来の顧客層離れを招き、更なる販売不振を招いているという説もある。その一例として、長年ボルボと販売提携を結んでいた富士重工業が、自社はボルボのライバルであるサーブを傘下に持つGMと提携(その後解消)、片やボルボはGMのライバルであるフォード傘下に入るという提携関係のねじれ現象が発生したこともあり、2006年にボルボの販売・サービスから撤退し、受け皿として1974年までにインポーターであったヤナセがボルボ車の専売販社を設立し、2006年8月から久々に販売を再開したものの、鳥取県と島根県など一部地域で正規ディーラーが無くなった事例が指摘されている。[3]
このような販売網の縮小再編に加え、旧車部品供給のアウトソーシングなどによる経営合理化が部品供給体制の能力低下につながっている[要出典]という指摘など、フォード買収後の日本国内における販売・サービス体制に問題があるという声が一部の関係者からは根強く出ている。
出典
- ^ 日本自動車輸入組合, www.jaia-jp.org
- ^ 日本自動車輸入組合 輸入車新規登録台数の推移1966年~2006年
- ^ ボルボ・カーズ ディーラー紹介
外部リンク
フォードモータース・ボルボブランド関連
