名古屋飛行場
| 名古屋飛行場 | |||
|---|---|---|---|
| IATA:NKM - ICAO:RJNA | |||
| 概略 | |||
| 空港種別 | その他 | ||
| 設置管理者 | 愛知県 | ||
| 開港日 | 1944年 | ||
| 運用時間 | 7:00~22:00(JST) | ||
| 管制業務 | 航空自衛隊 | ||
| 海抜 | 53ft(16m) | ||
| 位置 | 北緯35度15分18秒東経136度55分28秒 | ||
| 滑走路 | |||
| 方向 | 全長 | 表面 | |
| ft | m | ||
| 16/34 | 8,990 | 2,740×46 | 舗装 |
名古屋飛行場(なごやひこうじょう、Nagoya Airfield)とは、愛知県にある飛行場である。 「名古屋飛行場」が日本の航空法上の正式名称であるが、愛知県からは独自に「県営名古屋空港(けんえいなごやくうこう、Prefectural Nagoya Airport)」との愛称も与えられている。所在地から「小牧空港」と呼ばれることもある。 1960年から「名古屋空港」を名称として使ってきたが、正式に飛行場となったことと2005年に中部国際空港が開港したことにより、正式名称を「名古屋飛行場」とした。
目次 |
概要
設置管理者は愛知県。行政区分上では西春日井郡豊山町、小牧市、春日井市、名古屋市(北区)の3市1町にまたがっている。航空自衛隊小牧基地と敷地を隣接しているが、防衛省設置管理の共用飛行場ではない。管制業務は、中部国際空港の開港と同時に飛行場管制業務と着陸誘導管制業務を防衛庁(現防衛省)に移管し、航空自衛隊小牧管制隊が業務を実施している。また、進入管制業務とターミナル管制業務は国土交通省大阪航空局中部空港事務所が、中部国際空港からの広域管制によって実施している。
1952年~2005年にかけては、愛知県の玄関口としての機能を持ち、日本国内の主要空港の一つであった。旅客ターミナル拡張にあたっては、国内線の新ターミナルを建設して、旧ターミナルを国際線専用とするという手法をとっているため、年代により建物の名称が異なるので注意が必要である。
中部国際空港(常滑市・第一種空港)が開港した2005年2月17日以降は、国内・国際線はほとんどが新空港に移転、設置管理を国土交通省から愛知県へ移管、設置区分も第二種(A)空港からその他公共用飛行場に変更され、「名古屋飛行場(愛称:県営名古屋空港)」となり、旧名古屋空港(現・名古屋飛行場(県営名古屋空港))のコードであった空港コード(IATA)・NGOは常滑市の中部国際空港へ移管され、ICAO 4レターコードも旧名古屋空港のRJNNからRJNAへ変更された(なお、中部国際空港がRJNNになったわけではなく、中部はRJGGである)。また、前述のように一部管制業務を国土交通省航空局から航空自衛隊小牧管制隊に移管した。尚、定期便や国内・海外飛来機等の旅客は全て従来の国内線旅客ターミナルビルにて取り扱い、税関・出入国審査・検疫は1つの部屋にまとまった小規模なものを新設する。
国際線旅客ターミナルビルは、わずか6年しか使用されず、中部国際空港の予定があったのになぜわざわざ建設したのか、という批判は根強い。しかし旧国際線旅客ターミナルの処理能力が限界に達していたのも事実で、ボーディングブリッジは旧国際線ターミナルのものをそのまま使用するなど、最低限の投資で建設された。移管時に閉館し、周辺敷地と共に空港から切り離され、商業施設エアポートウォーク名古屋としてオープン予定。名古屋空港内には名古屋空港内郵便局も併設されていたが、2005年2月16日をもって廃局となった。
2005年2月16日には出発最終便である20:45発サイパン行きのチャーター機JAL8839便(折り返し中部国際空港到着の1番機JAL8830でもある)を航空会社・空港関係者がペンライトを持って見送り、大勢のファンに惜しまれつつ、第二種空港としての幕を閉じた。
なお、2005年2月、日本航空グループのジェイエアが広島西飛行場から本社・ベースを移転し、ジェイエアの拠点飛行場となった。ジェイエアはワンワールドに加入しているものの、名古屋飛行場には、ワンワールドに加入しているジェイエア以外の航空会社は乗り入れていない為に路線接続に関しては問題が生じている。
国内線ターミナル内の「名古屋空港航空宇宙館」は2004年10月31日に閉館となり、そこにあった航空機の一部は、2005年4月1日に豊山町の神明公園内に愛知県が建設した「航空館boon」に、引き続き展示されている。
現在はビジネスジェットの就航に力を入れており、トヨタ自動車など地元企業を中心に利用されている。
歴史
- 1944年(昭和19) - 旧日本陸軍小牧飛行場として建設。(滑走路1,500m)
- 1945年(昭和20) - 米軍により接収。
- 1952年(昭和27) - 定期路線開設。
- 1957年(昭和32)9月15日 - 新ターミナルビル完工。
- 1958年(昭和33)9月15日 - 米軍より正式返還。
- 1960年 (昭和35)3月16日 - 全日空DC‐3型機と航空自衛隊F-86型戦闘機が滑走路上で衝突、両機とも大破。3人死亡。
- 1960年(昭和35)4月1日 - 第二種空港に指定され、名称が「名古屋空港」となった。
- 1962年(昭和37)8月30日 - 日本航空機製造YS-11が小牧で初飛行に成功。
- 1964年(昭和39)4月10日 - 新ターミナルビル共用開始。
- 1966年(昭和41)4月18日 - 国際線開設
- 1983年(昭和58)12月22日 - 滑走路が2,740mに延長。
- 1986年(昭和61)7月20日 - 国内線新ターミナル完成
- 1994年(平成6)4月26日 - 中華航空140便が着陸に失敗、墜落。死者264人。(中華航空140便墜落事故)
- 1999年(平成11)4月9日 - 国際線旅客ターミナル完成
- 2004年(平成16)10月31日 - 併設されていた航空宇宙館が閉館。
- 2005年(平成17)2月16日 - 一般国内線・国際線の運航終了。国際線旅客ターミナル閉館。国土交通省によるターミナル管制業務を終了。
- 2005年(平成17)2月17日 - 設置者を愛知県に移管。その他飛行場へ指定変更。進入管制及びターミナルレーダー管制業務は中部国際空港が一括して担当。飛行場管制業務及び着陸誘導管制業務を、航空自衛隊小牧管制隊に移管。「名古屋空港」から「名古屋飛行場」に名称変更。
- 2007年(平成19)10月31日 -三菱重工のテストパイロットが操縦する 航空自衛隊所有の支援戦闘機F-2Bが離陸に失敗し炎上。乗員2名は脱出したもの重軽傷を負った。
路線
かつては北九州空港へも就航していた。
アクセス
運行本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。
バス
- あおい交通
- 名古屋駅(ミッドランドスクエア前)発着便(詳細は、名古屋空港直行バス参照)
道路
- 名古屋高速道路11号小牧線
- 東名阪自動車道
- 大阪方面からは山田東インターチェンジ
- 東京方面からは楠インターチェンジ
上空の航空路
| 航空路番号 | 始点又は終点 | 経由地 | 始点又は終点 |
| V26 | 名古屋V/T | 美保V/T | |
| V28 | 名古屋V/T | △RITTO,△BIWWA,大津V/D,△SANDA,△HYOGO, △OLIVE,△BIZEN,岡山V/T,△WASYU,△BINGO,△BAMBO, △ONDOC,玖珂V/T,△IWC45,△KANDA,△DGC25,福岡V/T |
△伊万里 |
| V31 | 名古屋V/T | △KCC55,△AZUMI,△NAEBA,△GTC03,新潟V/T,△AWASI, △KENSI,△KILLY,秋田V/D,青森V/D,△BYOBU,△HIBAR |
函館V/D |
| V52 | 串本V/T | △AYANO,△OWASE,△SHIMA,河和V/T,名古屋V/T, △MINOU,△HACHI,△OHNNO,△KMC25 |
小松V/T |
| V59 | 浜松V/D | △KIKOL,名古屋V/T | 宮津V/D |
| W18 | 名古屋NDB | △SWING,△NAKTU,△SENJO,△TENRU,△CHINO, 熊谷NDB,△AKAGI,日光NDB,△IZUMI |
大子NDB |
| W19 | 名古屋NDB | 福井NDB |
- KMCとは、河和V/Tの識別信号。KCCとは、名古屋V/Tの識別信号
- GTCとは、新潟V/Tの識別信号。DGCとは、福岡V/Tの識別信号。
- V/T(VORTAC),V/D(VORDME),NDBは、航空管制へ通報義務がある位置通報点
- △は、航空管制へ通報義務がない位置通報点
周辺
施設
- エアフロントオアシス(春日井市側)
- 航空自衛隊小牧基地
- 三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所
- 豊山町役場
- 豊山町立新栄小学校
- 豊山町立豊山小学校
- 豊山町立豊山中学校
- アイ・ファイン
- エアフロントオアシス(小牧市側)
- 神明公園
- 航空館Boon
- J-AIR
- 中日本航空
- 朝日航洋
- 新日本ヘリコプター
- ファーストエアートランスポート
- 共立航空
- セコ・インターナショナル
- 中日新聞
- 名古屋市消防局消防航空隊
- 愛知県警航空隊
- エアポートウォーク名古屋(開業予定)
交通
川
- 大山川
- 西行堂川
- 中江川
- 久田良木川
関連項目
その他
外部リンク
|
|||||
