東急グループ
| 東急グループ | |
| 創業者とされる人物: | 五島慶太 |
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| 活動: | ~現在 |
| URL: | 東急電鉄サイトに統合 |
| 特記事項: | 自立なき者は去れ |
東急グループ(とうきゅうグループ)は、東京急行電鉄株式会社を中核とする企業グループである。2007年3月末現在、287社9法人で構成。総売上高は2兆5,316億円に上る[1]。キャッチコピーは「美しい時代へ」。従前は「21世紀へ 豊かさを深める」が使用されていた。
目次 |
概要
同じ電鉄系企業集団でライバルと目される旧西武グループは、堤一族の相続問題から西武鉄道グループ(西武グループ)と西武流通グループ(セゾングループ)に分裂に至った。
一方、東急グループの五島一族は創業家では無く、資本的な(株式)支配も希薄で純粋な『経営者』に徹したことから、世襲の弊害を意識して実力主義を貫き、多角化が順調に進んだ。安定的な収益を生む鉄道を中核に、交通・不動産・リテール・レジャー/サービス・ホテル等の各分野が一丸となっているのが強み。
五島昇亡き後
だが、1989年に五島昇を失った影響は無視できない。五島亡き後、グループ各社のトップも年齢的に退く時期になり、やや求心力を欠いた経営をやっているように思われる。ここ数年はグループの再編を徹底的なまでにおこなっている。
- 五島昇については「ビッグボーイの生涯 五島昇その人」城山三郎著 講談社文庫に詳しい。
しかし、「東急グループ」の厳格なマネジメントは存在せず、拡大成長とともに各社の自由な裁量で、加盟会社が無秩序に増えていった結果、最大で500社を数えるまでに膨張。バブル崩壊後の縮小経済下では、そのスケールの巨大さはデメリットに転じ、グループ全体で3兆円以上の有利子負債を抱えるなど業績不振に陥った。さらに、グローバル基準である連結決算重視の流れや減損会計の導入などを受けて、グループ大再編に踏み切った。
自立なき者は去れ
1998年、主要加盟社に対し「自立なき者は共創の輪に加わる事ができない」旨[2]を通告したのを皮切りに、リストラを大胆に加速。
磐石である『電鉄』に依存するのみで、シナジー価値を創出していないと判断された数百社をグループから離脱させた。
現在では、全国拡張路線を改め、原則的に東急沿線や都市部に経営資源を集中させ、「東急の価値を共に高める総合力」が東急グループであると定義した。重要なコア事業を担う子会社等は、本体(電鉄)にとってのポートフォリオ企業として監視を強める体制にした。加盟社数は大きく減少したが、業績は逆に好転し近年では回復傾向にある。
主なグループ会社・法人
中核
交通
流通
- 東急百貨店
- バンコク東急百貨店
- ながの東急百貨店
- 北長野ショッピングセンター - ながの東急ライフ
- 東急ストア - とうきゅう、東急ストア、プレッセ、東急ストアフードステーション
- 札幌東急ストア - 札幌東急ストア、ディナーベル
- 東急ハンズ - 都市型ホームセンター(東急ハンズ、ホーミールーミー)および専門店(ハンズセレクト、アウトパーツ、ナチユラボ)の運営
- 東急タイム - 時計、貴金属、宝石の販売
- 東急ステーションリテールサービス - 東急電鉄各線の駅構内売店「TOKS」やフランチャイズ理髪店のQBハウス等を運営
- 東急コンビニエンスシステム - フランチャイズでTSUTAYAおよびコンビニエンスストア「am/pm」の運営
- ティーアール・フーズ - フランチャイズでコンビニエンスストア「ファミリーマート」の運営
- 東光ドラッグ - ドラッグストア
- 東光食糧 - 米穀のとう精、卸売業、食品仕入れ、販売業
- 東光フローラ - 生花・観葉植物等の仕入、販売、花の専門店「とうきゅうフローラ」、「FLEUR KAREN」の経営
- セントラルフーズ - 食肉類の加工・販売、冷凍食品の製造、輸入、販売等
- 遠軽通運 - 運送業
- 東和運輸 - 運送業
ホテル・リゾート
- 東急ホテルズ - 東急ホテル、エクセルホテル東急、東急イン、東急リゾート
- PAN PACIFIC HOTELS AND RESORTSは、東急ホテルズが経営するパンパシフィック横浜ベイホテル東急を除いて、2007年3月に売却された。
- 東急ステイサービス(東急不動産系) - アパートメントホテル「東急ステイ」の経営、経営受託等
- 東急リゾート(東急不動産系)- 別荘、土地、マンション、会員制ホテル、ゴルフ会員権等、商品の売買仲介業と受託販売業
- 東急リゾートサービス(東急不動産系) - 会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」、リゾートホテル「ホテルハーヴェスト」「リフレッツクラブ」、ゴルフ場、スキー場、別荘の運営受託、コンサルティング
- 東急ビッグウィークステーション(東急電鉄系) - タイムシェア型会員制リゾートホテル「ビッグウィーク」
- 伊豆観光ホテル - ホテル伊豆急(下田)
- ルネッサ(伊豆急系) - リゾートホテル、貸別荘
- 東横インは、東急グループとの関係性が一切ないホテルチェーンである。
不動産
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建設関連
- 東急建設 - 総合建設業
- 世紀東急工業 - 道路建設、スポーツレジャー施設、環境開発・整備事業
- 北海鋪道 - 舗装工事・一般土木工事・除排雪作業・産業廃棄物処理業
- 東建産業 - 土木建築用資機材の製造加工、販売、整備および土木建築工事の設計・施工請負
- 石勝エクステリア - 環境技術、緑地管理、造園 涌井雅之
- 東急グリーンシステム - ゴルフ場・造園・土木の企画・設計・監理・施工
- 東急設計コンサルタント - 企画開発、建築設計、土木設計およびコンサルタント
- 東急リニューアル - 仮設機材業務、水処理設備工事
- 東急ジオックス - 建設用資材販売
- 伊豆急ハウジング - 建築、土木、造園、リフォーム
製造・整備
- 東急車輛製造 - 車両製造・VVVF化改造工事など
- 東急パーキングシステムズ - 機械式駐車装置の製造・販売
- シロキ工業 - 自動車部品の製造・販売
- 九州シロキ - 自動車部品の製造・販売
- シロキ・ブローゼ - 自動車部品の開発・製造販売
- シロキ精機 - 金型類・工作機械等の製造・販売
- シロキ商事 - 鋼材・合成樹脂材・工作機械の販売
- シロキ ノースアメリカ - 自動車部品の製造販売
- シロキ GA LLC - 自動車部品の製造販売
- 広州白木汽車零部件有限公司 - 自動車部品の製造販売
- シロキタイランド - 自動車部品の製造販売
- シロキ GT LLC - 自動車部品の製造販売
- サンサークル - 鉄道車輌シートの製造・販売
- ゴールドパック - 食品・清涼飲料水の製造・販売
- 東急車輛サービス - 特装車輌の点検整備・修理・部品の供給
- 東急車輛設計 - 鉄道車両の設計
- 東急テクノシステム - 他社譲渡車両の改造など(旧・東横車輌電設)
- 東急レールウェイサービス - 車両整備
- 東急軌道工業 - 軌道の保守管理
レジャー
- 東急レクリエーション - 映画館、109シネマズ(シネマコンプレックス)、映画配給、ボウリング場、フィットネスクラブ「AXIA」、フットボールコミュニティー等を運営
- 東急レジャー - 加山雄三ミュージアム等の運営
- 白馬観光開発 - 白馬八方尾根スキー場等
- 堂ヶ島マリン - 遊覧船
- コミュニティー白馬 - 白馬岩岳スキー場の運営、人材派遣等
- 草軽リゾートサービス - 旅行業
- 上田観光 - 旅行業
- ニッポンレンタカー東急 - 東急電鉄および伊豆急行沿線のエリアフランチャイジー
- ニッポンレンタカー北海道 - 北海道地区のエリアフランチャイジー
- 東急スポーツオアシス(東急不動産出資) - フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」、スーパー銭湯「ざぶん」
- 東急スポーツシステム(東京急行電鉄出資) - フィットネスクラブ「アトリオ」「アトリオドゥーエ」「フィットクラブ」、田園テニス倶楽部、ジュノテニスドーム嶮山、東急嶮山スポーツガーデン、東急スイミングスクール、アディダスフットサルパーク、J-フロンテッジフットボールスクール等を運営
サービス
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文化事業関係
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サポート部門
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過去のグループ会社
以下に、かつて(過去)のグループ会社、過去に資本関係があった企業、および事業を列挙する。
- 東京高速鉄道
- 京王電鉄(旧社名:京王電気軌道) - 戦後、過度経済力集中排除法は免れたが、旧小田急経営側からの反発により1948年に分離。現社名に変更。
- 小田急電鉄 - 戦後、過度経済力集中排除法は免れたが、旧経営陣が独立運動を起こす。1948年に分離。
- 京浜急行電鉄(旧社名:京浜電気鉄道) - 戦後、過度経済力集中排除法は免れたが、東急電鉄の第二会社として1948年に分離。現社名に変更。
- 相模鉄道(旧社名:神中鉄道) - 1947年に分離。現社名に変更。また、東急に運営委託時に厚木飛行場の設立を機に、路線の一部を国有化(現在のJR相模線)。相鉄運輸(旧:東急グループ、現:SBS傘下)が名残であった。
- 神奈川中央交通 - 小田急電鉄分離時に、譲渡。
- 箱根登山鉄道(旧社名:小田原電気鉄道) - 小田急電鉄分離時に、譲渡。
- 鳩ヶ谷自動車
- 赤羽乗合自動車商会/中仙道乗合自動車/東都乗合自動車
- 石神井成増間自動車商会
- 池袋乗合自動車
- 関東乗合自動車
- 大正自動車/幡ヶ谷自動車 - 現:京王バス東
- 芝浦乗合自動車
- 代々木乗合自動車 - 現:京王バス東
- ヱビス乗合自動車/日本興業
- 世田谷乗合自動車 - 現:小田急バス
- 城西乗合自動車商会 - 現:京王バス東
- 府中乗合自動車商会 - 現:京王バス中央
- 東海道乗合自動車
- 箱根ターンパイク
- 東急観光 - 現:トップツアー、フェニックス・キャピタル傘下
- 東急フーズ
- 東映 - 旧:東横映画
- 東急フライヤーズ/急映フライヤーズ - のち東映フライヤーズ、現在の北海道日本ハムファイターズ
- 東急くろがね工業 - 現:日産工機
- ファンハウス - BMG JAPANに買収・合併
- イースト・コミュニケーションズ
- 国民銀行
- レールファン東急 - 音楽館
諸問題
- 東急リネンサプライ - 東急ホテルズの関連会社による公害発生の隠蔽(コンプライアンス違反・企業犯罪)
- 東急電鉄の取締役五島哲氏(59歳)が2007年12月16日に急死。東急グループを長年にわたって率いた実力オーナーの故五島昇氏の長男で東急建設元社長。
- 不仲説
東急グループの中核企業、東急電鉄と東急不動産には不仲説が浮上している。理由については賃金の面(電鉄よりも不動産の方が報酬が相当高い)、電鉄が力を入れている不動産事業が東急不動産と競合する、などが噂されている。
その他
東横インをはじめ、静岡県熱海市の湯河原温泉にある『ホテル東横』、新潟県新潟市のご当地ラーメンの新潟濃厚味噌ラーメンのお店である『東横』、産業用ガス販売の『東横化学』、事務機器販売の『東横システム』等東急グループ以外に『東横』の名称を用いた企業等もあるが、これらの場合は、東急グループとの関係性は、一切ない。
関連項目
- 五島慶太
- 五島昇
- 大東急
- 田園都市 (企業)
- 多摩田園都市
- 東急ジルベスターコンサート
- 東京国際映画祭
- ハチ公物語
- 北海道マラソン - ロードレース(マラソン)中継
- 高知東生(高知東急)
- 日本の企業グループ一覧
