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草軽交通

草軽交通のK-RC701P(同型車が1台在籍)
草軽交通の乗合バス車両
かつて運用されていた貸切格下げ車

草軽交通(くさかるこうつう)は、長野県軽井沢町に本社を置く、東急グループのバス事業者である。

目次

概説

前身は草軽電気鉄道で鉄道路線が全廃してから4年後の1966年に現社名に変更(ただし、草軽電気鉄道廃止直前の1962年の鉄道線の切符には「草軽交通」の標記がある)。

2001年(平成13年)にタクシー部門を売却、観光・貸切バスを分社化したので、現在は一般乗合の路線バスの運行が中心である。夏季には軽井沢を起終点とした定期観光バスも運行している。バス事業のほかに、白糸ハイランドウェイ(有料道路)や数件の売店、レンタサイクル店、自動車整備工場などを経営しているほか、軽井沢町内の別荘管理などの業務を行う。草津温泉にあった「草津温泉ホテル東急(現、草津温泉ホテルリゾート)」、伊香保温泉伊香保東急ビラは草軽交通が経営していたが、前者は2005年9月末日、後者は2007年3月末日をもって、それぞれ経営から撤退した。

グループ会社に、貸切バス事業を展開する草軽観光バス株式会社、旅行業を中心とする草軽リゾートサービス株式会社(草軽観光)などがある。

路線

現有路線

白根山をバックに坂を登ってくる「急行草軽線」急行軽井沢駅ゆき
三笠通りの松並木をゆく「北軽井沢線」北軽井沢ゆき
とうもろこし畑の脇をゆく「長野原線」長野原草津口ゆき
新緑の中、殺生河原付近をゆく「白根火山線」白根火山ゆき
  • 急行草軽線 軽井沢駅 - 草津温泉(草津温泉バスターミナル
    主要路線であり、1往復を除き全て急行便である。通年運行であるが利用者の季節波動が大きいため、夏期・冬期では運行本数が異なる。特に冬期は運行本数が少なくなるので、乗車の際は注意が必要。沿線には観光スポットも多く、夏期は区間利用の観光客も多い。
    ※2008年4月12日より、春~秋ダイヤで草軽線に1往復の各駅停車便が設けられた。軽井沢駅 - 草津温泉間の全ての停留所に停車する(北軽井沢 - 大桑道間は長野原線と同じルート)。また、沿線住民の通院の利便性を考慮して、長野原町にある「西吾妻福祉病院」を経由する(バス停新設)。「上州大津」はバス停の位置の都合で通過する。
  • 北軽井沢線  軽井沢駅 - 北軽井沢
    急行草軽線の区間便として、全便が各駅停車で運行される(冬季は大幅減便、白糸の滝止まりとなる)。
    • 経由地は急行草軽線の軽井沢駅 - 北軽井沢間と同じ。
  • 長野原線 長野原草津口駅 - 北軽井沢
    吾妻線長野原草津口駅北軽井沢を結ぶ通年運行の路線で、観光よりも地域住民に密着した路線である。全便が各駅停車。利用者の減少で平日は5往復、土休日・休校日は1往復のみ(朝上り1便、夕方下り1便)。ただし、地元長野原高校の長期休暇(春・夏・冬休み期間)の時期や5月の大型連休には、期日限定で3往復が毎日運転となる。長野原草津口駅 - 上州大津間は、JRバス関東の志賀草津高原線と停留所は共通である。
    • 主な経由地:上州大津(急行草軽線はバス停の位置の都合で経由しない)・応桑道(羽根尾駅前)・応桑
  • 白根火山線 草津温泉 - 白根火山
    4月下旬から11月初頭までの期間に運行される観光路線。以前は白根火山を越えて、長野電鉄バス(現:長電バス)・国鉄バス(現:JRバス関東)と共同運行で長野電鉄湯田中駅まで運行されていた。現在は草津温泉~白根火山間を西武高原バス、JRバス関東の3社で共同運行している。JRバスと西武高原バスは急行便の扱いだが、草軽交通は各駅停車便扱いとしている。
    • 主な経由地:草津国際スキー場・殺生河原




廃止された路線

  • 浅間牧場 - 鬼押出し(浅間火山博物館)
    浅間牧場から分岐して浅間火山博物館までを長野原町道を介して結んでいた。本線(軽井沢駅~草津温泉)の枝線部分であったが、2001年(平成13年)に西武系列の経営する有料道路「浅間白根火山ルートと町道の立体交差が解消され、連絡道が整備されたことで、西武高原バス・JRバス関東(JRバスは季節運行だった。現在は廃止)の便も経由するようになり、草軽交通の便は経由しなくなってしまった。
    • 主な経由地:三井入口(三井不動産が手がけた北軽井沢地区の一大別荘地区)
  • 万座・鹿沢口駅 - 草津温泉
    群馬県道59号線を経由して草津温泉を結ぶ路線で、草軽電気鉄道のルートをたどるように運行していた。西武高原バスが現在でも同じルートで路線を展開している。西武高原バスが季節ごとのダイヤを組んでいるのに対し、草軽交通は年間を通じて同じダイヤで運行し、地域住民の大切な足となっていた。2001年(平成13年)に運行休止され、実質廃止となってしまった。
    • 主な経由地:上州三原・湯窪・谷所
  • 長野原駅(現、長野原草津口駅) - 花敷温泉
    現在はJRバスが花敷線を運行しているが、草軽交通は1953年、当時の国鉄バスよりも2年早くこの路線を開業させた。しばらくは国鉄バスとの共同運行であったが、国鉄バスの運行本数が次第に増え、路線を拡張していったのに伴い、草軽交通は運行本数の削減を経て休止状態になった。1984年に正式廃止。
    • 主な経由地:太子・小雨(現在のJRバス関東、花敷線と同じ)

営業所

現在は軽井沢本社営業所のみ。以前は草津営業所、北軽井沢営業所(2005年3月閉所)があった。

車輌

草軽交通本社車庫で待機する乗合用車輌
草軽交通の唯一の貸切車。定期観光バスなどに使用される。日産ディーゼルU-RA530RBN

所属する車輌は10台。観光路線がメインということもあり、トップドア車や観光貸切車の格下げ車のみであったが、近年は親会社でもある東急バスなどから中古車輌を購入し、2扉の路線型車輌も3両が在籍する。車輌メーカーは日野日産ディーゼル三菱ふそう車が配置されている(三菱ふそう車は約7年ぶりの配置)。いすゞ車は過去に1台だけ導入されたことがある。

  • 貸切車:1台(日産ディーゼル)
  • 路線車:10台
    • 自社発注車・・・日野自動車製、1台(画像と同型の1981年式車。予備車扱い)
    • 貸切格下げ車・・日産ディーゼル車1台(自社発注)
    • 貸切車中古・・・日産ディーゼル車1台(上電バス)、日野自動車2台(上信観光バス)
    • 元東急バス・・・日野車路線タイプ2扉車2台、元ロマンス車(貸切・路線兼用車2扉)1台、中型車(1ドア)1台、三菱ふそうエアロバス1台。

カラーリングは東急バスに準ずる。

外部リンク

マルチメディア
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[ 草軽交通 ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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関連リンク


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